真夏のお話。後編。『ノドとか乾いてない』

今日のこらむ。
『ノドとか乾いてない』

後編。
私が体験したホントの話。昨日の前編から見てください。
怖いのが苦手な方はスルーしてください。

昨日の続き……

「おいっ、今撮った写真全部消せ消せ!」

「店長…あっはい。」



ゴトゴトッ

「大家さん、見積は出来るんですが、この仏壇だけは処分出来ないですよ。お位牌も入ってるようですし。」

「どうしましたらいいでしょうか?」

「やっぱり、供養してあげた方がいいと思いますよ。」

「そうですね。お願いしていいですか?」

「分かりました。私の知り合いのお寺さんに、今から電話して聞いてみますね。」



プルルップルルップルルップルルッ

ガチャ

「もしもし東條ですが、ご無沙汰してます。」

「あー久しぶりやねー。どうしたー?」

「いやチョッとお願いご…」

「えっ!」

「どうしたんですか?」

「いや、東條クン、今ノドとか乾いてないか?」

「そう言われてみれば、はい何となく。どうしてですか?」





「いや、さっきから、後ろからおじいさんがクビしめよるよ!」

後ろは決して振り向かないでください。

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